
キャリアプラン
日々の学びがある。チャレンジできるフィールドがある。
Nakamachi
松本 侑実
8年目
ChaChaには学びの機会がいっぱい
新人時代は誰もが不安になるもの。私も、子どもたちの遊びや学びを引き出すためにどうしたらよいか、いつも悩んでいました。そんな時に一番のお手本になったのは、一緒に担任を受け持つ先輩たちでした。同じ声かけでも、言葉の選びかたや伝え方で子どもたちの表情がパッと明るくなる。そのアプローチを自分なりに取り入れることで、少しずつ手応えを感じるようになりました。子どもたちとの日々の接し方が上手くいくようになると、自然と芽生えてくるのが「自分も短期・長期的な保育の展開を考えてみたい」という意欲です。

スウェーデンの海外研修にチャレンジ
ChaChaでは、さまざまな学びの機会がありますが、中でも全スタッフが参加して年に1回行われるCCC(ChaCha Culture Club)という研修は刺激的です。多くの園の注目すべき活動報告が行われ、とても参考になります。その場で、以前から興味があった海外研修の内容を知り、自分も参加したくなりました。まだ若手なので「いつか行けたら」と園長や先輩に話したところ「挑戦するだけでも価値があるから応募してみたら?」と背中を押されて、締切3日前にエントリー。なんと、合格できて8人の仲間とともに、その年の6月に1週間のスウェーデン研修に臨みました。現地では、さまざまな就学前学校に赴き、日常の活動に参加させていただきました。また、私たちがChaChaで行っている活動をプレゼンし、保育者の皆さんの感想を聞き、異なる発想や視点を得ることができました。

海外研修の成果を次のステージへ
ChaChaはスウェーデンの保育の影響を受けていて、それを座学で知る機会はありましたが、実際に体験できたことは意義がありました。特に、子どもたちの遊びや学びを次の段階に展開する環境づくりについて、多くのヒントを吸収して帰国しました。担当している2歳児は、外の世界に関心を広げる頃。そこで、私は街のジオラマを作り、子どもたちと人を歩かせたり、クルマを走らせたりしました。散歩に出かけた時に、いろいろなお店があることや信号や標識の存在に気づいたので、社会性を育むきっかけになったのではないかと思います。学んだことを自分なりの工夫で実践し、それが子どもたちの成長につながる。このようなChaChaの保育が私たち保育士も成長させています。あなたの可能性もきっと広がります。ぜひ、一緒にチャレンジしましょう!

キャリアプラン
先輩保育士に見る、ちょっと先の未来。
Higashitoyama
塩沢 優稀
8年目 主任
迷いながらも主任にキャリアアップ
最初に「主任になってみない?」と打診された時は、歓びよりも戸惑いのほうが大きかったです。クラス担任とリーダーを務めて数年、いつかはその日が来るかもしれないと思ってはいましたが、まだ早いのではないか。そう悩んでいたところ、園長が「優稀さんだったら大丈夫」と言ってくださったので、私なりにがんばってみようと決めました。入職以来、尊敬していた先輩がいて「自分が主任になった時は、この人のように活躍したい」と思い、経験やスキルを積み重ねていたことも自信になりました。そのように目標にしたり、仕事ぶりを参考にしたい保育士が多いのもChaChaの特長のひとつだと思います。

主任は、どんな仕事をしているのか?
主任の基本的な業務としてあげられるのは、第一に子どもたちの体調や健康状態をチェックすること。担任の保育士からの報告を受けたり、連絡帳を見て変わったことがないか確認し、必要があれば保護者と話します。職員を見守ることも大切です。特に新人は無理をしがちなので、こまめに様子を見たり、声かけをしています。保育に関してはドキュメンテーションに目を通し、その時の子どもたちの成長にあった内容になっているか確認するとともに、保育士たちの相談にのったり、アドバイスをするなどのサポートをします。また、園全体の月に一度の会議で、皆でそれまでの保育を振り返り、その先の活動の方向性を定めるのも重要な仕事です。

キャリアを重ねるごとに違う魅力が
管理職に就いて、子どもたちと一緒に過ごす時間は少し減りましたが「ちょっと離れている間に歩けるようになった」といったダイナミックな成長に立ち会うことが増え、この仕事の別の楽しさを感じています。また、それ以上に、広い視野で保育という仕事を大きく動かしているという歓びがあります。子どもたちがのびのびと遊び、学び、保育士たちがイキイキと働いている。そんな毎日に貢献できていることもうれしく感じます。この先のキャリアにもさまざまな選択肢があると思いますが、たとえば園長という立場にも、また違ったやりがいがあると思います。「キャリアを重ねるごとに魅力が増えていく未来」があることを保育士を目指す方々には、ぜひ知ってほしいと思います。
ChaChaの教育・
研修制度 一人ひとりの成長を全力で応援!
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安⼼してスタートを迎えるための新⼈研修
新人研修では、ChaChaの保育方針や保育の基礎知識、社会人としてのベーシックスキルなどを学びます。しかし、それ以上に大切なのは、新人同士が仲よくなること。ともに励まし、成長しあう仲間の輪が生まれます。
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園長との個別面談で未来を明確に
子どもと同じように、保育士の成長もさまざま。スピードや方向性に違いがあるのは当然です。年2回の園長との個別面談では、日頃の保育や課題についてじっくり相談でき、それぞれのキャリアプランをハッキリさせることができます。
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保育の可能性を広げるための海外研修
お手本となる保育や幼児教育を実践している海外の保育園や教育機関を視察したり、日常の保育に参加します。希望者は「研修で学びたいこと」を論文にして提出。毎回選考された10名ほどのスタッフが参加します。

ワークライフバランス
イキイキと働ける毎日とずっと安心して働ける未来を。
Musashiseki
角田 怜子
14年目
仲間たちの温かいサポートに支えられて
入職6年目に第一子を出産しました。妊娠がわかった時は走ったり、力がいる仕事ができるか不安だったので、早めに園長に相談したところ、それまでのシフト制ではなく、9時―18時の固定勤務が可能になり、電車で座って通勤できるようになりました。他のスタッフも「サポートするから安心してください」と言ってくれました。子どもたちも鬼ごっこをする時に「怜子さんは走らなくていいからここで見てて」と気遣ってくれました。

自宅に近い園への異動で負担を軽減
ただ、心配事がひとつ。結婚して引っ越したので通勤時間が長くなっていたのです。子どもの保育園の送り迎えを含め、出産後の生活を想像すると時間的に厳しい。そこで再び園長と相談して、現在の住居から最も近いChaCha Children Musashisekiへの異動が決定。9時~16時の時短勤務も可能になり、安心して出産に臨めました。さまざまなエリアに園を持つChaChaならではのメリットだと思います。そして、出産10ヶ月後に堂々復帰…のはずが、2日目に子どもではなく、私自身が熱を出して休んでしまいました。忙しい時期なので申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、園長に「いきなり全開に働いて体が悲鳴を上げたのでしょう。ちゃんと休みなさい」と言ってもらえました。新しく一緒に働く仲間たちも「ゆっくりペースを戻しましょう」と励まし、支えてくれました。

母親になって成長できたことがある
母親になってよかったのは、保護者の方々との距離がより近くなったこと。子どもたちに関する悩みを聞いて「わかる!」と共感できることが多くなりました。私自身の子どもの話も興味津々で聞いてくださいますし、園と家庭との連携プレーがますます円滑になりました。子どもたちに対しても、じっくりと待ち、見守れるようになり、以前よりも一人ひとりの「できる力」を引き出せるようになったと思います。あらためて保育という仕事の楽しさ、大切さ、奥深さを感じています。これから保育士を目指す人には、ChaChaには新しい家族の誕生を、そして復帰して保育という価値ある仕事を続けることを歓迎する制度と応援してくれるたくさんの仲間がいることを知ってほしいと思います。ぜひ、このステージであなたの将来のビジョンを描いてみてください。

ワークライフバランス
理想の保育をあきらめない人へ。
Musashiseki
保坂 ⻯⾺
2年目
理想をかなえるためにChaChaに入職
毎日を健やかに過ごすだけでなく、テーマを決めて半年から一年という期間で遊びや学びを深めていく。大学時代やインターンで、そのような保育と向き合っていたのですが、勤めていた保育園で理想をかなえることができずに辞めることを検討していた頃、ChaChaのことを知りました。すぐに見学に行き、園長と話すうちに「こんな保育がしたい」との想いを強くして入職を決めました。見ること聞くこと、どれもが魅力的。特にMyシリーズの存在は新鮮でした。また、どの園でも日々の記録はしていますが、ChaChaのドキュメンテーションの作り込みと保育への活かし方には、とても感銘を受けました。

保育という仕事の魅力を改めて感じる
実際にChaChaで働きはじめて感じたのは、スタッフみんなが明るく前向きで情熱的なこと。ドキュメンテーションのリフレクション(振り返り)はもちろん、ちょっとした休憩時間でも保育について楽しく語りあっている様子は、それまでの職場で見ることなく、驚くとともにうれしくなりました。一人ひとりの子どもたちの可能性を信じ、育むために保育士も学び、日々の活動に展開していく。保育は、そのような遊びや学びを通して子どもたちが成長していくダイナミックな仕事だということをChaChaの仲間は共有し、実践していて、自分もその一員になろうと思いました。

ダンゴムシへの興味が生物の分類まで発展?
私が担当するクラスの活動の一例です。それは、子どもたちがダンゴムシのお腹に子どものダンゴムシがついているのを発見したところからはじまりました。栄養が必要な時期だろうとご飯をあげていると「じゃ、栄養って何?」と思った子どもたち。そこで調理スタッフに5大栄養素について教えてもらいました。その一方で「ダンゴムシって何?」という問いも生まれ、図鑑やインターネットでエビやカニの仲間である甲殻類だということが判明し、そこから生物の分類に興味を持った子どもたちは哺乳類や鳥類といった、多様な生物たちの在り方について学んでいきました。これらの探究は、演劇の形にしてイベントで保護者の皆さんに発表しました。驚くかもしれませんが、子どもたちはここまでできるのです。それがChaChaの保育です。仕事の手応えは言うまでもなく、私たちにも日々発見があります。そんな毎日を、ぜひ、一度のぞいてみてください。
産休・育休制度 しっかり休む しっかり働く
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産休・育休制度
産休は、出産の6週間前から、育休は最長で2年まで取得できます。この産休・育休日数も、本人の体調や希望を考慮しながら、相談して短縮・延長することが可能です。育休明けの復帰率は 100%です。
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無理なく働ける時短勤務
ChaChaでは主に産休後の復職時、1日の勤務時間を通常8時間のところ、6時間まで短縮することができます。時間帯も保育園のお迎えなどを考慮し、相談しながら決められます。※育児時短勤務の場合、対象児が⼩学校 3 年⽣修了時まで利⽤可能
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子ども看護休暇・育児多目的休暇
子どもの急な体調不良で休んだ場合に取得できる「子どもの看護休暇」(1人につき5日、2人以上10日)、子どもの行事に合わせ取得できる「育児多目的休暇」(1人につき5日、2人以上10日)があります。